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失った歯を補う治療には大きく別けて3つの方法があります。
取り外し式の「入れ歯」、固定式の「ブリッジ」「インプラント」です。
なかでもインプラントは入れ歯やブリッジの欠点を補う「歯に優しい治療方法」「第2の永久歯」とされています。世界中で数百万人の患者さんがインプラントの恩恵にあずかっています。
ブリッジの特長
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ブリッジは失った歯が通常1~2本の場合に行う治療法です。
歯のない部分を補うために両隣の歯を削り、連結したクラウンで橋をかけます。
1ヶ所の歯の治療のために両隣りの健康な歯でさえも相当な部分を削り取らなければなりません。場合によっては歯がしみるのを防ぐためなどの理由で、生きた神経を便宜的に抜去する必要もあります。
また両隣りの歯でブリッジを支えるため過重負担となりやすく歯の寿命が縮まることもあります。さらに、ブリッジと歯肉の間にできた間隙に食べ物が溜まりやすく、むし歯だけでなく歯周病や口臭の原因となることもあります。
入れ歯の特長
「取り外し式の義歯」はおもに硬質プラスチック(硬質レジン)を使用します。
使用の際は留め金を両隣の歯や、歯を失った部位の反対側の歯に掛けて装着します。入れ歯と歯肉の間に食べ物が入りやすく“噛む時に歯ぐきに痛みを感じたり、堅い物や弾力性のある物が噛みにくい”など食事メニューが制限されることもあります。
また、留め金は見た目を損なうだけでなく、それを掛ける歯への負担が大きく、虫歯や歯周病を併発して大切な健康な歯の寿命を縮めてしまうこともあります。
食事ごとのこまめな洗浄が必要で洗浄性の悪い分部は口臭の原因になることもあります。
インプラントのメリット・デメリット
〔メリット〕
適切に処置されたインプラントであれば、健康な両隣の歯を削ることなくクラウンがしっかりと顎骨内に固定されますので、見た目の美しさだけでなく本来の自分の歯とほとんど同じ感覚で強く噛むことが可能です。違和感・異物感もなく自分の歯の手入れと変わりません。
総入れ歯のように多数歯を失った場合でも、入れ歯とインプラントを組み合わせることにより、強固な安定が得られ咀嚼能力が飛躍的に改善します。
歯を失ったことにより話すこと笑うことに抵抗があった方も、自然な表情を取り戻せます。
噛む機能が改善することで食べ物の制限が少なくなりバランスの良い食事が楽しめます。楽しい食事は体を健康に保つだけでなく心までも健康にします。
〔デメリット〕
インプラント手術が必要です。保険がきかないため費用がかかります。全身状態や顎骨の状態などによりインプラントが適さない場合もあります。またインプラント治療後のアフターケアも重要です。
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